【みなかみ町】 須川宿石仏めぐり
三国街道を通って越後と江戸を往来する様々な大名や行商たちが立ち寄った須川宿。ここは現在、宿場町の風景が一部で復元されていて、散策しやすくなっています。道沿いには昔から土地の人々がお参りしていた野仏がたくさん残され、昔と変わらぬやさしい顔で村人を見守りながら、観光客を出迎えてくれます。
道の駅「たくみの里 豊楽館」
住所 群馬県利根郡みなかみ町須川847
①道祖神
たくみの里の入口。隣のお地蔵様とともに来客者を出迎えてくれます。
②道祖神
寛保2年(1741)につくられたもので、このあたりでは最古の道祖神です。
③馬頭観音
馬の供養や安全を祈願してつくられました。地元で「まるがんのん」と呼ばれています。
④淡島女神
神社境内にあり、婦人病や子供の病気にご利益があるとされています。
⑤月待塔
二十一夜、二十二夜、二十三夜の塔が同じ場所に奉られています。
⑥庚申塔
庚申塔はこの付近にたくさんありますが、これは高さ約2mのとても大きなものです。
⑦大黒天
仏教の守護神ですが、ここでは金運、子供供養のために奉られたといわれています。
⑧一ノ宮地蔵尊
子宝、安産、子育ての神様。秋分の日にこの前でお祭りが行われます。
⑨-1泰寧寺の地蔵尊
須川地区で最も大きく由緒ある泰寧寺の入口に並べられたお地蔵様。
⑨-2泰寧寺
山門と本堂須弥壇・欄間は県指定文化財。参道のアジサイが有名です。