雪晒し
雪晒しとは、織り上げた布を雪原の上に広げてお日様に晒すこと。越後上布を作る上でなくてはならない行程で、真っ白な雪原に布が晒された光景は雪国ならではといえます。
雪晒しは、晴れる日が多い二月中旬と三月下旬あたりに行われます。雪晒しによって汚れを落とすとよく言いますが、主にかすりの色汚れや使用して出来た黄ばみを雪に晒して漂泊することを指しています。これは雪が融けるとき、オゾンというものが発生して食物性繊維を漂白する働きを利用したものです。反物の品物の種類や汚れによって日数も違ってきますが、通常約1週間くらい晒します。

雪中に糸となし、雪中に織り、雪水にそそぎ、雪上に晒す。雪ありて縮あり、されば越後縮は雪と人と気力相半ばして、名産の名あり。魚沼郡の雪は縮の親といふべし。(北越雪譜より)

鈴木牧之はその著書「北越雪譜」の中で雪晒しのことをこう評しています。雪晒しは、まさに雪国という風土を活かした暮らしの知恵といえるでしょう。
電話 025-782-1127
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