田舎にゆっくり旅行したいけど、どこにいったらいいかわからない。そんな人におすすめの旅行先を紹介します。それは新潟県の松之山温泉。大地の芸術祭が行われる新潟県十日町市の山あいにある小さな温泉地です。
松之山温泉をおすすめする理由は5つ。
1. いい温泉があること
2. 食べ物がおいしいこと
3. 散策によい森があること
4. 東京からのアクセスも(ほどほどに)よいこと
5. 安心、安全な宿があること
それではひとつずつ順にご紹介していきます。
1. いい温泉があること
日本には三大薬湯といわれる温泉があります。群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉、そしてもうひとつが新潟県の松之山温泉です。草津、有馬は超がつくほどの有名温泉地ですが、その中にややマイナーな松之山温泉が入っているのはなぜ?
「まず特徴の一つとして挙げられるのがメタホウ酸の数字です。基準値の5㎎をはるかに上回る287.4㎎も含まれています」と話すのは、和泉屋の主人小野塚賢氏だ。メタホウ酸は切り傷など肌のダメージを回復させる働きがある。また、メタケイ酸も基準50㎎に対して169.5㎎ある。メタケイ酸は天然の保湿成分として知られている。これらの成分が化石海水の塩分と相まって、松之山温泉は肌の若返り、美肌効果が期待できるとされる。(中略)「最初に入ったときに、お湯が濃厚で思わず『ワァーッ』って声を上げてしまいました。お湯がトロッとしている感じで肌にまとわり、入浴後はスベスベになりました。ぜひまた来たい」
日本三大薬湯の一つである松之山温泉は、全国の温泉愛好家の間でも次第に認知度が上がってきているんですよ。
2.食べ物がおいしいこと
公益財団法人日本交通公社が毎年まとめている旅行調査によると、旅行目的の第1位は「おいしいものを食べること」。その点でも、松之山温泉はおすすめです。米どころですから、ごはんがおいしい。で、ごはんといっしょに食べる朝食が充実していることもおすすめポイント。新潟県は、近年「にいがた朝ごはんプロジェクト」として朝食に力を入れていますが、このプロジェクトの前身となるのが「朝まんまプロジェクト」。そしてその発祥の地が松之山温泉なのです。
「それまで旅館では夕食に力を入れますが、朝食は後回しという感じが強かった。米どころであるということを考えて、まだあまり注目されていない朝ごはんを充実させようという『朝まんまプロジェクト』が発足しました」
松之山の地の利と恵みを生かした料理 ─「棚田鍋」と「湯治豚」
田舎らしい食事を楽しむプログラムとして雪国観光圏がおすすめしたいのは、雪国ガストロノミー「里山の恵みと温泉調理」というオプションツアーです。経験豊富なガイドが説明をしながら、温泉地近くの里山で山菜やキノコを採って、調理して、囲炉裏を囲んで食べる。登山とかハードなことはしたくないけど、自然の中ですっきりしたい人にはおすすめのアクティビティです。体験レポートはこちらをご覧ください。
3.散策によい森があること
そして、温泉地からクルマで10分くらいのところにある「美人林」。美しいブナが立ち並ぶ松之山の人気スポットです。なだらかな起伏で、下草もないので散策にはもってこいの森です。ガイドツアーもありますので、雪国観光舎までお問い合わせください。
4.東京からのアクセスも(ほどほどに)よいこと
松之山温泉は、関越自動車道の湯沢ICからクルマで約1時間のところにあります。アクセスが便利!とまでは言えませんが、東京方面がらお越しであれば、ほどほどに近いのではないかと。電車移動の場合は、上越新幹線の越後湯沢駅で乗り換えて、ほくほく線の「まつだい駅」までお越しになれば、送迎車もありますのでご利用ください。
5.安心、安全な宿があること
安心、安全の観点で宿泊施設の品質を第三者が評価するサクラクオリティに認証されたお宿があります。松之山温泉のサクラクオリティ認証施設は以下の宿泊施設です。
雪国観光舎が、ご要望にあわせて宿や食事、ガイドや体験プラン選びのお手伝いします。場所は、上越新幹線の越後湯沢駅西口を出てすぐの場所にあり、とっても便利。まずはお問合せフォームから、お気軽にご相談ください。