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雪国リトリートは、独自研修でコーチングスキルを学んだリトリートガイドが、必ずプログラムに参画する全国でも珍しい取り組みです。リトリートガイドは、プログラム中に「聴く」という大切な役割を担い、つねに参加者に寄り添いながら、参加者が自身に向き合える安心な場づくりを心がけています。

1

参加者の安全

大切にします

危険な場所を知らせる、タイムキープ、天候のチェックなど、参加者が安全にリトリートに参加できるように配慮します。

2

参加者の安心

大切にします

守秘義務や呼び方などのグランドルールをつくること、評価判断をしないこと、自己開示することを心がけて、参加者の心理的な安心感をつくります。

3

参加者の

大切にします

参加者の声を傾聴し、称賛、リフレクションします。オープンクエスチョンを心がけ、参加者の心身の変化に気を配り、対応します。

4

参加者の五感

大切にします

瞑想、呼吸へ意識をむけること、雪や土などに触ること、地の素材を活かした食事の提供などを通して、参加者が自然に五感をひらくように導きます。

5

今この瞬間

大切にします

天候の変化を楽しみます。対話の場での沈黙の時間も大切にします。

6

人や自然など

地域資源

大切にします

プログラムの体験を通して自然への敬意を共有します。交流の機会をつくり、地元の人との関係を育みます。

7

自分自身

大切にします

本来の自分を取り戻すために内省します。雪国で「本当の自分を取り戻すとはどういうことか」を探究し続けます。

雪国リトリートは、独自の「リトリートガイド(雪国の聴きびと)」と「ローカルガイド(雪国の語りびと)」が織りなす内なる探求の旅です。

聴きびとであるリトリートガイドは、雪国リトリートの独自研修でコーチングや場づくりのスキルを学び、参加者の内なる声に耳を傾けます。彼らは、参加者が自分自身を深く理解し、本来の自分を取り戻すお手伝いをします。

一方で、語りびとであるローカルガイドは、参加者の外側の世界を案内します。彼らは、雪国の豊かな文化や自然の背景を紐解き、参加者にその意義や物語を伝えます。このローカルガイドの存在により、参加者は自分がその地域や自然の一部であると実感し、全体性を感じる体験を得ることができます。

雪国リトリートでは、リトリートガイドとローカルガイドが一体となり、参加者の内と外の世界をつなげ、セルフアウェアネス*1とシステムアウェアネス*2を高めていきます。この体験を通じて、参加者は自分が何者であり、同時に大きな世界の一部であることを実感し、新たな生きる力を取り戻すことができるのです。

  • *1 セルフアウェアネス:自分自身について観察し、気付いていく自己理解のこと。日々の感情や思考に気づき、それらを受け入れながら、自分の内なるエネルギーや他者、世界とのつながりを認識すること。
  • *2システムアウェアネス:自分たちを取り巻くシステム(家族、友人、組織、自然環境など)に対する自覚。システムにおける多様な関係性やみえないつながりに意識を向け、局所ではなく全体性を感じる力を意味する。

参考文献:『Regenerative Leadership: The DNA of life-affirming 21st century organizations』

雪国リトリートガイド

廣田 伸子(のぶ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

私はリトリートを「人間から虫になる行為」と位置付けています。普段私たちは何かの目的のために体を動かしたり、何かを見たり聞いたりすることがほとんどです。何をするにもそこには「社会的価値」が付いてきます。
でも社会で暮らす人間である以前に、私たちは生き物です。 生きることそれ自体に目標も理由もありません。そこには、他の虫や蝶々と同様に、ただ「生き物として生きている」という事実だけが存在しています。
日々の「人間」目標や「人間」理由だらけの生活から少しだけ抜け出し、五感を豊かに使いながら、まっさらな自分の命として存在する試み。そんな気持ちから出発したリトリートです。

大木 良介(おおきりょうすけ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

1992年生まれ、東京都文京区出身。
大学卒業後、オーストラリアとスペインでフォトグラファーとして活動しながら生活していく中で、小さな街に残る風習や文化に魅力を感じ、世界各地のローカルに興味を持つようになりました。
また、コロナ禍をきっかけに、個の力ではなくコミュニティとして課題を解決していくことに必要性を感じ、場づくりを実践するためにLittle Japanに入社。
現在は、新潟県湯沢町にあるLittle Japan ECHIGOを夫婦で運営しながら、グリーンシーズンの観光地化に向けて、地域の方々とも協力しながら奮闘中。

田村 恭平(たむらきょうへい)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

福井県出身、シンガポール生まれ、アメリカ育ち。東京の大学を卒業後湯沢町の旅館にIターンで就職。観光協会に出向中に観光バスのガイドとして活動を始め、2018年には通訳案内士の資格を取得。
2016年に湯沢出身の妻と結婚し、現在は妻の実家の宿の若旦那としても奮闘中です。宿泊業・調理・農業・ガイド・ガイド組織の運営などに携わることで、地域の外からの目線・住む人の様々な視点・歴史的視点を織り交ぜて地域の魅力を発信しています。大学時代に専攻していた歴史は得意分野ですが、専門的なことよりも、わかりやすくその時代に生きた人々の想いを伝えるのが好きです。

石井 佳穂(いしい かほ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

立教大学観光学部卒業。
大学で観光を学んでいる中で、一般的な観光ではなく、学びや気づきを得るよう
な観光の在り方に興味を持ちました。その中でちょうど、この「雪国リトリー
ト」の地域おこし協力隊の募集を見つけ、新卒で移住することに決めました。
日々、この地域の魅力を発見し、この地域の魅力を雪国リトリートを通して、
訪れた方にも伝えていければと思います。

稲治 大介(いなじだいすけ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

大阪府出身。バブル絶頂期に就職し、スーツ姿で上場企業相手の営業マンとして働く。しかし、世の中の障がい者が様々な障壁によって「普通のことができない」ことを知り、「自分の得意なことを伝えられる仕事をしよう」と決意、周囲の驚きと反対を押し切って湯沢に移住した。2006年春、活動の幅を広げるため、苦労と貧乏を承知で独立し、NPO法人ネージュを設立。
ウインターシーズンは国内有数の障がい者専門スキースクールの校長として、グリーンシーズンは大源太エリアでキャンプ場の運営やカヤック・SUP体験のガイドなど、一年中太陽の下で暮らしている。
皆さんに大源太の魅力を体験していただきたい。

腰越 啓一(こしごえけいいち)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

山を愛する南魚沼出身のスノーボーダー。越後湯沢の魅力を一人でも多くの人に知ってもらおうと、現在は農業の盛んな湯沢町滝之又地区に住み、農家レストランを通じて地元の魅力を発信しています。
この隠れ家を通じて、湯沢の恵みで育った野菜のおいしさを「精進料理」という形で味わってもらいたいと願っています。

田中 礼(たなかあや)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

千葉県出身。東京からカナダ、シリア、ヨルダン、レバノンと多文化な世界を体験した後、改めて日本の素晴らしさを実感し、人が生きていく上で欠かせない水が豊かな湯沢町に移住。
現在はカナダと日本の2拠点で生活しながら、旅行、登山、サイクリング、語学学習などを楽しみ、様々な国の人々と交流することで、湯沢町の食や文化、地元の人々の素晴らしさを、様々な土地や文化と比較しながら日々再発見しています。大源太の自然環境の素晴らしさを体感してほしいと願っています。

河﨑千夏(かわさきちなつ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

都内のクリニックや教育現場での相談業務を経てサービス業に転職。アロマショップのマネージャーとして常に人々の心に寄り添うことを仕事としてきました。
現在は、南魚沼の飯士山の麓で、実家でもある民宿を家族と一緒に営んでいます。お客様のほとんどが顔なじみ。人生を通してたくさんのご縁と緩やかに繋がり、皆さまの想い出を紡いできました。リトリート参加者の皆さまにとってここが「戻れる」場所になるよう、山々と共に生きる暮らしをこれからもこの土地で紡いでいけますよう、祈りをこめて南魚沼リトリートre*aruを主宰しています。
「人生は思い出作り」:出会いを楽しみ、喜怒哀楽その全ての感情を大切に。

J

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

十日町市出身、現在も十日町市に住んでいます。ニックネームはJ
十日町でも自然と観光が楽しめる日本三大渓谷の内の一つ清津峡渓谷の近くに店舗を構えて活動中。自然と観光を取り入れたリトリートを模索中。
リトリートを知らない人や、お試しでしてみたい人、短い時間で体験してみたい人が、出来る気軽なリトリートを目指しています。
観光地に隠れた清流、清津川の水の音を聞きながら集落の人が豊富な水を使ってどのように生きているのか?水の力を感じ何を思うのか??

小杉珠里(こすぎしゅり)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

湯沢町生まれ、湯沢、南魚沼、雪国の魅力を伝えるために、自然の中で心身を整えるヨガを通して心と体の健康の大切さをお伝えしています。
地元のコミュニティとのつながりを大切にし、季節ごとの美しい景色や食事もお伝えしながらヨガを楽しんでいます。
また、冬はスノーボードを通して自然の中で景色や心から楽しみながら運動をすることをお伝えしています。
みなさんが自然と調和し、通して心身を癒すことで、より豊かな生活を送れるようこの地域で活動しています。

森本英明(ガイドネーム:レオ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

自然との深いつながりを持つ、多才で情熱的なアウトドアガイド。羊飼いとしての経験も持ち合わせ、自然と共生した丁寧な暮らしや時間の使い方を模索しながら日々を過ごすなかで、その独特の視点を自然体験活動の普及に活かしている。キャニオニング、カヌー、ラフティング、バックカントリ―スキー等のアウトドアスポーツやトレッキング、自然観察エコツアー等の自然体験活動を通じて、人々に自然の中での体験の魅力を伝えるべく多方面で活躍中。趣味は手芸とキノコ観察。豊富な経験と深い知識は、自然と共に生きることの真の意味を教えてくれる。

梅澤美香(うめざわ みか)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

出身は南魚沼市と自然の中で育ってきました。
子供のころは、山や川遊びを楽しんでおりました。
現在は、ホテル勤務をしており、人とのつながりや地域とのつながりを大切にし、日々仕事に励んでおります。南魚沼や湯沢町の良さを感じていただき、「また来るね」と第二のふるさととして皆様を迎える事を楽しみにしております。

羽山恵介(はやまけいすけ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

静岡市出身。アウトドア・ガイド & 百姓見習い
みなかみ町で20代より15年以上、リバー・ガイドとして従事。
ガイドをしながら家族3人と社員約80羽の小規模な自然養鶏家を細々と営んでいる。東日本大震災と第一子誕生をきっかけに、百姓を目指して自然養鶏、自伐型林業、農家民泊、狩猟など「生きる力」を勉強中。大自然で育てた平飼い自然卵をアウトドアで味わっていただく「たまご農家のたまごカヌー・ツアー」を画策中。

越後探検隊 岡庭和則(Echigo adventure おかにぃ Okany)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

越後探検隊。雪を求めて南魚沼へ移住。
現在は遊びのコンシェルジュとして四季を通して活動!
自身の足で踏みしめた土地は道も無き山や川などに至る。
その経験から映画やドラマなどのロケ地案内をしたり、冬はバックカントリーからかんじき体験などの雪遊び、夏にはキャニオニングや川遊びのネイチャーガイドなど。更に米どころの南魚沼ならではのぬか釜体験なども行い遊びながら学びへと!

照井あさ美(てるいあさみ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

「おだやかに過ごすリトリート」をテーマにガイド活動中。
東京で9年間営業職に就く中で、自分が本当にしたい暮らしや働き方を考えるようになり5年前に津南町に移住。自身が移住で気がついた雪国暮らしのあたたかさや人々のやさしさ、自然の豊かさを紹介しながら心おだやかに過ごすためのヒントを一緒に探します。
現在は津南町の移住コーディネーターとして、地域のつながりや古から受け継がれる循環型の生活が残る津南町の魅力も発信中。

中島美里(なかじまみさと)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

十日町市出身のヨガティーチャー。高校卒業までの幼少期を自然豊かな十日町で過ごし、その後、都会の地方公務員としてのキャリアを積む。仕事にやりがいを感じつつも、都市生活の喧騒と自分自身とのズレを感じるようになり、『心と身体が元気でないと何もできない』ということを身をもって体感。田舎が嫌で都会へ飛び出したものの、ハワイの大自然へ憧れ『生きたヨガを学べる』ヨガリトリートへ参加。オーガニックファーム併設のリトリートセンターで過ごす3週間。古くから伝わるヨガの智慧を学び、毎日ファームで採れる生きた食材を食べ『心と身体が喜ぶ時間』を体感しました。
この経験が転機となり、ヨガの深い教えと実践に情熱を注ぐようになる。 都内でヨガインストラクターとして活躍した後、コロナ禍を機にUターンを決意。同時期にUターンした姉と一緒に、地元十日町市で「ever.doichi」という施設を開業し、姉がカフェを、彼女がヨガスタジオを運営する。『第二の家』と感じるような温かいスタジオを目指し、地元の美しく力強い自然の中で、ヨガの智慧を通じて『より良く生きるため』の方法を生徒たちと共に学び、地域住民の健康と幸福に貢献している。彼女のヨガ指導は、心身の調和と健康寿命の延長を目指し、多くの人々に影響を与えている。

庭野真弓(にわのまゆみ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

新潟県十日町市生まれの「十日町っ子」
高校卒業後、地域貢献したいと思いから地元呉服店に勤務。ミス十日町雪まつりに選出されたことをきっかけに、大好きなこの地域をより多くの人に知ってもらいたいと観光協会職員となる。雪国の風土で育まれた、この地域に住む“人”が一番の魅力であると考える。プライベートでは、郷土民謡を取り入れたよさこいを踊り、祭りではお神輿を担ぐ、地元愛強めの2児の母。

大滝義隆(Yoshitaka Ohtaki/たっきー)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

新潟市生まれの鍼灸師。高校までを新潟、大学以降を関東圏で過ごす。日々治療に明け暮れていた36歳の時、「そもそも自分が健康的な生活を送れているのか?」と疑問に思い、新潟へのUターンを考えて、色々模索していく中で、魚沼市と出会う。1年半通いながら、地域の人と触れ合ううちに、大自然とともに丁寧に生きる、ゆったりとした「うおぬま時間」に惚れ込み、移住を決意。現在は、地域おこし協力隊をしながら、自然栽培のお米づくりや、絵本の家ゆきぼうしでの森の活動を行なっている。

山田智之(やまさん)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

新潟市内の旅行会社での経験を経て約10年前に魚沼市へUターン。現在は、(一社)魚沼市観光協会で働きながら、「魚沼の良さは何か」を日々探求し続けている。
モットーは「魚沼の隠れた地域の魅力を見つけ出し、人々に紹介すること」。ただの観光ではなく、魚沼の心と魂に触れる深い体験を提供している。魚沼の良さの一つは「たくさんの色を感じられること」。雪上桜、滝雲、百合畑、ブナ林、雪流れ。魚沼の四季折々の多彩な色を、趣味の写真を通して伝え、まだ魚沼に来ていない人々にも感動を与えたいと日々情熱を傾ける。「自分の感じた感動が参加者に伝わり、共にその感動を味わえる」そんな瞬間が嬉しくて、リトリートガイドの活動を続けている。

細矢智子(ともさん)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

南魚沼市で生まれ、南魚沼市で育ち、旅行会社での経験を積んだ後、2008年に二人の息子を育てながら旧越後湯沢温泉観光協会と雪国観光圏の事務局に携わりました。「100年後も雪国であるために」を理念に掲げ、様々な関係者との調整役を担当しています。この仕事を通じて雪の季節に愛着を感じるようになりました。趣味は四季折々の花々を鑑賞することと、様々なジャンルの音楽を楽しむことです。リトリートを通じて、雪国エリアの人々のあたたかさや自然の豊かさを伝えられたら嬉しいです。