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DAY123

実施期間

2024.03/05 - 03/07

みなかみ町、利根川源流の雪山で、しなやかな自然とわたしへの出会いを体験するリトリートにご案内します。羊飼いレオが案内するこのプログラムでは、雪に覆われた自然の中で、五感を通じて身体性を深め、心と体の再生を目指します。葉を落とした冬の植物たち、雪原に残る動物たちの足跡、キーンと冷えた冬の朝の空気…そんな冬の世界は、私たちに大切なサインを送り、自分自身とのつながりを再確認することを促してくれます。
一見息をひそめていそうな動植物ですが、自分自身の内側にエネルギーを送り、春の芽吹きの準備をしています。冬の世界は、強く、しなやか。そんな冬の世界で体を動かすことで、自分自身の心と体のしなやかさも探究していきます。みなかみ町の雪と自然が織りなす、忘れられない体験があなたを待っています。

DAY1

種まきの時間

冬の魅力を体と心に

初日は、ゆったりとしたペースでみなかみの冬の魅力に身も心も浸ります。
始まりは、一棟貸しのお宿「Levikki(レビッキ)」での対話から。他の参加者と共に、冬の世界と自分自身に挨拶を交わし、自分だけの問いを持ち、新たな旅へと足を踏み出しましょう。
冬の寒さを受け入れながら、雪の触感、水の清らかさ、空気の冷たさ、風のささやき、そして冬の森の独特の香りに五感を開きます。
木々に触れ、清泉の水をすくいながら、身体性が解放され、普段使わない筋肉が緩んでいくのを感じるでしょう。
体が少し慣れたら、近場の温泉で温まり、一日の疲れを癒します。
夕食はお料理上手の地元のお母さんが、旬の食材を活かしたお料理をふるまいます。
多くの方が深い眠りに落ちる初日の夜、安らぎの時をお過ごしいただけます。
このひとときが、日常のストレスから解放され、新しい自分を見つけるきっかけになることでしょう。

 

お昼(地産地消のヘルシーなお弁当)→ 種まき~はじまりの対話(自己紹介・リトリートの流れ・問いを持つ)→ 冬の森になじむ、外界に感覚を広げる → 振り返りの対話 → お宿にチェックイン、夜ご飯

DAY2

身体を動かす

スノーシューを履いて雪上トレッキング

2日目は、自身の心と体、そして冬の森のしなやかさを存分に感じます。
朝ごはんは温泉街近くのパン屋さんが配達してくれます。
温かなご飯で体が起きたら、冬の自然の中で、二つの要素を融合させたアクティビティを体験しましょう。
スノーシューを履いて雪の上を歩くことで、まず「柔軟性(Flexibility)」を感じ取ります。
柔らかく身体をほぐし、自然と調和しながら、周囲の美しい風景を五感で感じ取ります。
この柔軟性は、私たちが生まれながらに持つ、やわらかくする能力です。
次に、「安定性(Stability)」の要素が加わります。
体幹を鍛えることで、心幹も強化され、芯からの力で身体をしっかりと支えます。
この安定性は、頑張らなくても身体を支える自然な力であり、柔軟性と合わさることで、真の強さとなります。
アウトドアガイドのプロでもあるレオの案内のもと、スノーシューで歩いたり、雪洞を作ったりして、冒険心を刺激しながら自然と一体になる喜びを感じ、これら二つの要素を体感しましょう。
柔軟性と安定性、どちらも生まれながらにして持っている力を用いて、冬の自然を全身で感じることができるのです。
道中、冬の森を生き抜く植物たちの戦略をレオが楽しくレクチャーします。それぞれの植物が生き抜く知恵は、賢く強く、冬だからこそ見える春への芽吹く準備の様子はとても興味深いです。
ランチは天気が良ければそのまま外で。寒い外でたべる温かいお料理は格別。メニューは来てからのお楽しみ。絶品の外ご飯をシェフ・レオがふるまいます。

 

お宿で朝食 → はじまりの対話 → 雪で五感を開く(スノーシューで冬の森を歩く)→ シェフ・レオによる雪上ランチ → 雪と遊ぶ(雪洞づくり) → 焚き火で対話 → お宿で夜ご飯

DAY3

ソロタイム

冬の森の中でソロタイム

2日間をかけて心身をほぐし、柔らかくすることで、自然と内側の芯が感じられるようになります。
自分だけの問いを抱え、冬の森の中でサインを受け取りながら、ソロタイムを過ごしましょう。
この内省の時間は、自然の中で静かに過ごし、心を落ち着かせる絶好の機会です。
自然の美しさからインスピレーションを受け取り、内面の平和を見つけることができます。
自分のしなやかさを感じるこの時間は、冬の厳しさと強さの中で湧き上がる自己発見の瞬間です。
ソロタイムを終えた後は、焚火を囲みながら、3日間の締めくくりの対話を楽しみます。
参加者同士がお互いの体験や気づきを共有し、互いの話に耳を傾けながら、新たな発見を受け取る時間となります。
この対話は、旅の終わりに新しい始まりを告げ、参加者それぞれに深い意味をもたらすでしょう。
3日間の旅を終えたら、最後の冬の外ごはん。
みんなで雪のテーブルで食卓を囲み、この3日間の体験を食事と共に体に染み込ませていきます。

 

お宿で朝食 → はじまりの対話 → 雪の世界でひとりの時間をもつ → シェフ・レオによる雪上ランチ → 3日間を振り返り、カタチに残す → おわりの対話

リトリートガイド

森本英明(ガイドネーム:レオ)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

自然との深いつながりを持つ、多才で情熱的なアウトドアガイド。羊飼いとしての経験も持ち合わせ、自然と共生した丁寧な暮らしや時間の使い方を模索しながら日々を過ごすなかで、その独特の視点を自然体験活動の普及に活かしている。キャニオニング、カヌー、ラフティング、バックカントリ―スキー等のアウトドアスポーツやトレッキング、自然観察エコツアー等の自然体験活動を通じて、人々に自然の中での体験の魅力を伝えるべく多方面で活躍中。趣味は手芸とキノコ観察。豊富な経験と深い知識は、自然と共に生きることの真の意味を教えてくれる。

柳沼翔子

サポートガイド

Tomaru共同代表 / リトリートデザイナー / 自伐型林業
旅行会社、研修会社を経て、5年前に独立、研修講師(キャリア構築、モチベーションマネジメント、イノベーションなど)、ビジネスコーチ、人事コンサルタントなど様々なアプローチで組織開発に取り組む。その後、人や組織が解放されていくプロセスに自然があることを感じていた時に、利根川源流の町、群馬県みなかみ町の里山再生活動に出会う。現在は、みなかみ町に移住して、組織開発に携わりながら、リトリートや森づくりを通して、地域再生事業に取り組む。リトリートガイド育成事業を立ち上げ、雪国観光圏や群馬県と事業を進めている。
米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)。

雪国リトリートの宿

 

Levikki

〒379-1617群馬県利根郡みなかみ町湯原146

0278-72-3326

https://www.asima.jp

ユネスコパークに包まれた谷川岳の麓に位置するレストラン併設のゲストハウスです。サウナも完備し、フィンランド語で「循環」を意味する屋号は、この場所の自然と水の力を最大限に生かし、サウナやアクティビティを楽しみながら、心身をリフレッシュし、新たなスタートを切る循環型リトリートを提供しています。こちらで特別な時間を過ごし、自然の恵みに満ちた体験をお楽しみください。

プログラム参加料金

99000

スキーウエア、スノーブーツ、スキーグローブのレンタルが必要な方は事前にご相談ください。
別途レンタル料(参考:3日間レンタルで、スキーウェア上下6,600円、スノーブーツ1,650円、スキーグローブ3,300円)がかかります。

開催概要

全て開ける
●電車・バスで来られる方
・集合時間:3/5(火)10時15分
・集合場所:JR上毛高原駅 改札口
※東京駅8:52発→上毛高原駅10:03着(とき309号) 
※在来線の場合は水上駅となります。在来線ご希望の場合は、個別にご相談ください。

●お車で来られる方
・集合時間:3/5(火)10時15分
・集合場所:JR上毛高原駅 
※雪道となりますので、必ず冬用タイヤ、もしくはチェーンのご準備をしてお越しください。
※駅前に2時間無料駐車場がありますので、そちらに停めて、一度降りて改札口前にお越しください。
・解散時間:3/7(木)14時ごろ
・解散場所:Levikki
※新幹線で帰られる方は、上毛高原駅15:25発→東京駅16:28着(とき326号)に乗れるようにお送りいたします。
〈外での服装〉

・長袖、長ズボン
※動きやすいもの、汚れてもいいもの
※天候や運動によって暑くなったり寒くなったりするので、重ね着などを工夫して、うまく体温調節をできるように準備してください。
※セーターやフリース、インナーダウンなど、薄手の長袖があると防寒対策になります。
※足元が冷えやすい方や、インナーダウン用のズボンや裏起毛のタイツなどもおすすめです。

・スキーウェア上下もしくはアウトドア用のレインウェア上下(レンタルも可能)
※アウトドア専用のレインウェアでも代替可能ですが、スキーウェアがベターです。
※雨天でも野外で活動するため、上下にわかれたウェアがお勧めです。
※スキーウェアレンタルご希望の方は事前にご相談ください。

・防寒用、且つ汗を発散しやすいインナー
※ウールや化繊のものをおすすめします。
※綿製品の下着や、ヒートテックは汗をかいた後に寒くなる可能性があるので、あまりおすすめしません。

・帽子
※ニット帽など寒さ対策としてお持ちください。

・靴下
※雪の中を散策するため、防寒性のあるクッション性の高い靴下をお勧めします。2枚履きも効果あり。

・スノーブーツもしくは防水性のあるハイカットのトレッキングシューズ(レンタルも可能)
※スノーシューをするため、スノーブーツがお勧めです。

・手袋(レンタルも可能)
※スキー用のグローブなど防水かつ防寒の手袋をお持ちください。

・サングラスもしくはゴーグル
※雪天候時や、晴天時の日差しの反射を防ぐために持参することをお勧めします。

〈森での持ち物〉

・リュックサック
※森に入る際水筒や雨具を入れる為に使用。両手が空いていた方が安全性が 高いです。
※雨天時にはザックカバーなどがあると便利です。

・ビニール袋
※濡れたものを入れたり、ゴミを持ち帰ったりする用にお持ちください。

・タオル

・水筒
※利根川に流れ込む最初の一滴が沸いているエリアです。湧水を飲みたい方は空のペットボトルか水筒をお持ちください。

・酔い止めや常備薬
※山道を45分ほど車で走ります。酔いやすい方は酔い止めをお持ちください。

・予備の着替え
※雨でぬれたり、汗をかいたりした時の着替えをお持ちください
※特に靴下は濡れやすいので、替えをお持ちすることをおススメします

※それ以外に必要なものはご持参ください。
6名
3名
2月21日(木)