百八灯

毎年三月初午の前夜に行われる、越後の奇祭“百八灯ひゃくはっとう”

江戸時代初期から続くと言う伝統ある行事で、農家にとっては大切な作神様の『稲荷大明神』に豊年満作を祈願する祭です。山の麓にある稲荷様の社から山頂に向けて稲藁を配置し、夜を待って一斉に点火することで白雪に覆われた山々が燃え上がる藁火の灯りに浮かび上がり、幻想的な雰囲気が広がります。

3月第1日曜日