浦佐毘沙門堂裸押合大祭

三月第一土曜の夜、2メートルを超える雪の中で行われる裸押合祭りは、日本の奇祭と言われ、「北越雪譜」の中にもその当時の祭典の模様が詳しく記されています。年1回御堂の唐戸を開き、ご本尊様の御廉を上げ御開帳して行われる行事に、他の人より早く参拝しようと、もみ合い押合うその熱さと、その年の除災招福を願う心から、水行をして参前する。これらのことが混じり合って次第に裸になる者が多くなり、全員裸で御本尊に額づくようになり、今の押合い祭りに 受け継がれて来ています。

3月第1土曜