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PROGRAM123

実施日

2024.02/23 - 02/25開催終了

「間(あわい)」
魚沼市入広瀬の雪国リトリートへようこそ。ここは、一面真っ白な雪原が広がり、心の中に新たな「余白」を見つける場所です。 私たちのローカルガイド、梅井ご夫妻は、この地での「無い」が当たり前な暮らしを通じて「あまりある豊かさ」を発見しました。
「間(あわい)」は、存在と非存在、行動と静寂、過去と未来の狭間です。雪国の自然と人から生まれる「間(あわい)」が、心を穏やかにし、自分自身を見つめ直す機会を提供します。
リトリートでは、真っ白な雪原があなたのキャンパスとなります。植物たちは葉を落とし、動物たちは寝床につき、冬は一度リセットする時間。一度終えることで、次のいのちにつながります。 梅井ご夫妻とリトリートガイド(雪国の聴き手)たっきー、やまさんの温かな笑顔と共に、本当の豊かさとは何なのか、自分とは何者なのかについて、一緒に考えてみませんか。

1

種まきの時間

終(しゅう)

1日目は「馴染み、終える日」です。雪原が一面に広がるこの地で、自然のサイクルに倣い、私たちも心をゼロに戻しましょう。冬は、創造と再生の季節。何度も0に戻り、新たな始まりを迎えます。
はじまりの対話は、「手仕事手ほどき館」で行います。江戸時代後期の古民家を修復したこの場所は、かつての薄暗さから、今は温かく包み込む空間へと生まれ変わりました。昔ながらのいろりが、歴史と現代の融合を感じさせます。
手仕事手ほどき館では、古と新が共存し、新しく人が訪れることで、更なる新たな空間を生みだします。ここでの時間を通じて、過去を終え、新しい自分を受け入れる旅の準備をしましょう。雪国の静寂の中で、心のリセットを感じ、地域との調和を楽しみます。

 

集合・種まき~はじまりの対話(自己紹介・リトリートの流れ・問いを持つ)→ 入広瀬地区を散策(地域の歴史と文化に触れる)→ 囲炉裏で振り返りの対話 → お宿にチェックイン、温泉、夜ご飯

2

身体を動かす

結(ゆい)

この日は、地域の助け合いの精神を体験し、土地、人々、自然、そして自分自身との絆を深めます。雪国入広瀬には、温かな人々の心が息づいています。梅井ご夫妻に越後ハーブ香園を案内してもらい、雪の中で思い切り遊びます。雪国ならではの時間と空間を、一緒に楽しみましょう。
メイプルサップ採集も体験します。キンキンに冷えた朝、木々が自分を守るために作り出す糖分。自然のサイクルの一部として、木の生命力を感じることができます。採集したメイプルサップを味わいながら、自然との繋がりを感じ、生命の素晴らしさを実感します。
2日目は、自然との調和と、地域の人々との絆を感じる日。近所のおとうさん、おかあさんも参加します。一緒に雪国の豊かな文化と生きる力を感じながら、自分自身を見つめ直し、新たな絆を結びます。

 

朝のお手伝い(雪かきなど)→ お宿で朝食 → はじまりの対話 → お昼ご飯を作る(おにぎり)→ 越後ハーブ香園でメイプルサップ(メイプルシロップの原液)の収穫作業 → 囲炉裏で振り返りの対話 → 温泉、お宿で夜ご飯

3

ソロタイム

始(はじまり)

最終日は、リセットの後に、新たな自分がどのように立ち現れるのかを感じる時間です。この日はあなた自身とゆっくりと向き合うための日。あなたは、まるで真っ白なキャンバスのような雪原に立っています。そこで、自分自身の「ゼロ」を感じ、何を描きたいかを考える時間を持ちます。
まるはだかの自分に必要なものは何か、本当にしたかったことは何か。静寂の中で自問自答し、心の中の答えを見つけ出します。
自分自身の内側に深く潜り、真の自分を探求する… 何もない雪の世界で感じたこと、考えたことは、あなたの新しい始まりの糧となり、日常に戻った時、新たな一歩を踏み出す力となるでしょう。
今回、入広瀬で過ごした時間が、あなたの人生に新たな章をもたらし、「間(あわい)」の中での発見が、新しい始まりへの道しるべとなります。

 

お宿で朝食 → はじまりの対話 → ひとりの時間をもつ → 3日間の振り返り、おわりの対話 → お昼ご飯 → 解散

リトリートガイド

大滝義隆(Yoshitaka Ohtaki/たっきー)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

新潟市生まれの鍼灸師。高校までを新潟、大学以降を関東圏で過ごす。日々治療に明け暮れていた36歳の時、「そもそも自分が健康的な生活を送れているのか?」と疑問に思い、新潟へのUターンを考えて、色々模索していく中で、魚沼市と出会う。1年半通いながら、地域の人と触れ合ううちに、大自然とともに丁寧に生きる、ゆったりとした「うおぬま時間」に惚れ込み、移住を決意。現在は、地域おこし協力隊をしながら、自然栽培のお米づくりや、絵本の家ゆきぼうしでの森の活動を行なっている。

山田智之(やまさん)

リトリートガイド~雪国の聴きびと~

新潟市内の旅行会社での経験を経て約10年前に魚沼市へUターン。現在は、(一社)魚沼市観光協会で働きながら、「魚沼の良さは何か」を日々探求し続けている。
モットーは「魚沼の隠れた地域の魅力を見つけ出し、人々に紹介すること」。ただの観光ではなく、魚沼の心と魂に触れる深い体験を提供している。魚沼の良さの一つは「たくさんの色を感じられること」。雪上桜、滝雲、百合畑、ブナ林、雪流れ。魚沼の四季折々の多彩な色を、趣味の写真を通して伝え、まだ魚沼に来ていない人々にも感動を与えたいと日々情熱を傾ける。「自分の感じた感動が参加者に伝わり、共にその感動を味わえる」そんな瞬間が嬉しくて、リトリートガイドの活動を続けている。

梅井美子、梅井雅行

ローカルガイド~雪国の語りびと~

「地元の人は、何にもないって言うけど、東京から来た私にとっては、それが最高に贅沢なこと。」
そう話してくれたのは、今回のローカルガイドのお一人の梅井美子さん。
旦那様と一緒に、この地魚沼市入広瀬に移住して、今年で15年。越後ハーブ香園入広瀬を営んでいる。
「東京出身の私たち2人にとって、この入広瀬の大自然と空間は、私たちをストレスから解放し、たっぷりの『余白』を与えてくれました。」
そう語る、美子さんの自然な笑顔に、こちらも顔がほころぶ。
新潟県魚沼市入広瀬は日本でも有数の豪雪地帯で、積雪は4mを超えることも…
そんな寒く厳しい環境の中だが、だからこそ地域の人の絆は強い。
「人が少ないのは、大変な面もあるけど、どこに行っても、そこの場所を独り占めで楽しめるのは最高ですよ!」
満面の笑みでそう語ってくれるのは、今回のもう1人の地域ガイドの梅井雅行さん。ネイチャーガイドや自然の中での遊びに関しては、何でもござれ。色々なことを教えてくれる。
そんな笑顔が素敵なお二人が入広瀬で皆さんをお迎えします。

雪国リトリートの宿

 

手仕事手ほどき館

〒946-0305 魚沼市大栃山183

025-793-7755

車窓が綺麗な只見線の駅前にあり、江戸時代後期に建てられた古民家を再生した宿です。冬は深々と雪が降りつもる中、薪ストーブと囲炉裏の炭火を眺め、夏はトタン屋根の下の茅葺がひんやりとした空気をまとい、古民家独特の異空間でのリトリートをご提供します。

プログラム参加料金

108000

・レンタルウェアレンタル(3日間)2,500円、長靴レンタル(3日間)300円
・基本は男女別の相部屋です。部屋割りは最終人数確定後に調整します。

開催概要

全て開ける
2月23日(金)14:00 手仕事手ほどき館
<公共交通機関ご利用の方>
只見線 小出発 13:12発 入広瀬駅着 13:45着 駅から徒歩5分くらいで手仕事手ほどき館に到着します。
2月25日(日)14:20ごろ 手仕事手ほどき館
<公共交通機関ご利用の方>
お帰りは小出発15:13発の電車に乗れるように、小出駅までお送りします。
〈外での服装〉

・長袖、長ズボン
※動きやすいもの、汚れてもいいもの
※天候や運動によって暑くなったり寒くなったりするので、重ね着などを工夫して、うまく体温調節をできるように準備してください。
※セーターやフリース、インナーダウンなど、薄手の長袖があると防寒対策になります。
※足元が冷えやすい方や、インナーダウン用のズボンや裏起毛のタイツなどもおすすめです。

・スキーウェア上下もしくはアウトドア用のレインウェア上下(レンタルも可能)
※アウトドア専用のレインウェアでも代替可能ですが、スキーウェアがベターです。
※雨天でも野外で活動するため、上下にわかれたウェアがお勧めです。
※スキーウェアレンタルご希望の方は事前にご相談ください。

・防寒用、且つ汗を発散しやすいインナー
※ウールや化繊のものをおすすめします。
※綿製品の下着や、ヒートテックは汗をかいた後に寒くなる可能性があるので、あまりおすすめしません。

・帽子
※ニット帽など寒さ対策としてお持ちください。

・靴下
※雪の中を散策するため、防寒性のあるクッション性の高い靴下をお勧めします。2枚履きも効果あり。

・スノーブーツもしくは防水性のあるハイカットのトレッキングシューズ(長靴はレンタルも可能)
※スノーシューをするため、スノーブーツがお勧めです。

・手袋
※スキー用のグローブなど防水かつ防寒の手袋をお持ちください。

・サングラスもしくはゴーグル
※雪天候時や、晴天時の日差しの反射を防ぐために持参することをお勧めします。

〈外での持ち物〉

・リュックサック
※外に出る際水筒や雨具を入れる為に使用。両手が空いていた方が安全性が高いです。
※雨天時にはザックカバーなどがあると便利です。

・ビニール袋
※濡れたものを入れたり、ゴミを持ち帰ったりする用にお持ちください。

・タオル

・水筒

・酔い止めや常備薬
※車に10分ほど乗ります。酔いやすい方は酔い止めをお持ちください。

・予備の着替え
※雨でぬれたり、汗をかいたりした時の着替えをお持ちください
※特に靴下は濡れやすいので、替えをお持ちすることをおススメします

※それ以外に必要なものはご持参ください。


【宿泊施設】
・確認中
6名
3名
2024年2月15日(木)