最近よく耳にするようになった「リトリート」という言葉。
気になってはいるものの、実際どのようなものなのか?普通の旅行と何が違うのか?と疑問を抱いている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、リトリートの意味や効果をわかりやすく解説し、さらに目的別におすすめのリトリートをご紹介します。リトリートについてしっかりと理解し、自分に合ったおすすめのリトリートが見つかる一助となれば幸いです。
リトリートってなに?
まずは、リトリートそのものの意味について語源を踏まえて説明します。
リトリートの語源
リトリートは、英語のRetreat(退く、隠れる)とRetreatment(治療する)から派生し、日本語で「リトリート」という言葉で使われる際には、日常から離れて、心と体を癒し、自分自身と向き合うという意味を指しています。
(※語源には諸説あります。)
元々は欧米で広まり、近年日本でも徐々に浸透しつつある旅のスタイルです。

なぜ今“リトリート”が注目されるのか
リトリートが注目されている背景には、現代社会において、多くの人が抱えているストレスが影響しています。
仕事や家事に追われる毎日やインターネットが普及したことによる情報過多によって疲れを感じたり、常に頭が休まらなかったりして、一度日常から離れて、頭を空っぽにしたいと思うようになりませんか?
そうした中で”何もしない時間”や”自分を整える時間”といった過ごし方のニーズが高まり、リトリートが注目されるようになりました。とくに30代〜50代の働き盛り世代や育児真っ只中の女性にとっては、貴重な「自分のためだけの時間」であるため、近年ますます需要が高まっているのです。
もっとリトリートについて詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。リトリートについての詳しい解説や参加にかかる費用、参加者の感想について詳しく載っています。
リトリートで得られる効果
次に、リトリートで得られる効果について説明していきます。リトリートには様々なタイプがあり、何をテーマにしたリトリートを行うかによっても得られる効果が変わってきます。ここでは、一般的に得られるとされている効果についてご紹介します。
1.森林浴やヨガなどでストレスが軽減される

リトリートでよく行われるのが、森林浴やヨガ、呼吸法など、身体を動かすアクティビティです。特にこれらは自然の中で行われることが多いです。森の中をゆっくり歩き、木々に囲まれた場所で深呼吸をしたり、朝日を浴びながらヨガのポーズを取ったりすると、いつも浅くなりがちな呼吸が自然と深くなり、ストレスが軽減されます。また、張り詰めていた心と身体が少しずつ緩むことによってリラックス効果も得られます。
2.ゆったりと過ごすことで心身が整う
普段の生活では、時間や予定に追われて過ごしていると思いますが、リトリートでは、あえてスケジュールを詰め込まず、余白の時間を大切にしています。時間を気にせずにゆったりのんびり過ごすことで、心も落ち着き、リラックスできます。私たちは常に何かしないといけないと思いがちです。しかし、この「何もしない時間」を過ごすことで、心と身体のバランスが少しずつ戻り、「また頑張ろう」と思えるので実はとても重要な時間なのです。

3.自分と向き合うことで気づきを得られる
日常で自分と向き合う時間を取ることってなかなか難しいと思います。でも、リトリートは日常から離れた自然豊かな場所で行われることが多いです。日常から離れるからこそ、自分と少し向き合う気持ちになれたり、自然の中でリフレッシュすることによって、普段はなかなか得られない気づきを得ることができます。

目的別リトリートのおすすめ
ここでは、目的別におすすめのリトリートを紹介します。リトリートにもたくさん種類があるので自分に合ったものを見つけてみてくださいね。
仕事で疲れて癒されたい・自分の時間が欲しい:1泊2日リトリート

平日は仕事に追われ、休日も予定を詰め込んでいてなかなか休めていないという方や家族のこと優先でなかなか自分の時間が取れないという方におすすめなのが1泊2日のリトリートです。遠くまで行かず、都市から数時間で行ける自然豊かな場所で1泊するだけでも、かなりの効果があると思います。実は私たちが主催する雪国リトリートでも1泊2日という時間でも「忙しくてイライラが溜まってたけど、前向きな気持ちになれた」、「もっと自分を大切にしようと気づけた」など、効果が感じられたような感想をたくさんいただいています。あまり長い時間は休みが取れないという方でも、1泊2日なら週末にいくことができるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
じっくり人生や仕事について考えたい:2泊3日以上の長期リトリート

仕事や暮らしが一段落したタイミングや、転職・転居・独立などの大きな節目を控えている人には、2泊3日以上の長期リトリートがおすすめです。数日間日常から離れた環境でゆっくり過ごすことで、考えたいことにじっくり集中できたり、乱れがちだった心と体を整えることができます。
気軽に楽しみたい:日帰りリトリート
まとまった日程を取りづらい方や、まずは体験してみたいという初心者の方には、日帰りリトリートがおすすめです。日帰りだとなかなか効果が得られないんじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホをOFFにし、自然の中で体を動かしたり、自分だけの時間をとってみるだけで、かなり効果は得られると思います。リトリートに興味はあるけれど,ハードルを高く感じている…という方は、まずは日帰りから試してみるのがいいですね。
よくあるリトリートの疑問をQ&A形式で解決!
リトリートはまだまだ新しい旅のスタイルなので少し不安に思われる方もいると思います。そこで、Q&A形式にてよくあるリトリートに関する質問にお答えします。
「リトリートってお金がかかるの?」
リトリートというと、金額が高いイメージがある方もいるかもしれませんが、実際には価格帯はさまざまです。一般的な旅館やホテルの宿泊費に、ヨガや瞑想、ワークショップなどのプログラム参加費が加わる形が多いため、通常の旅行より少し高くなる場合もあります。しかし、自分の心と身体を整えるための自己投資と考えると、その価値は十分にあると思います。もし費用を抑えて参加したいのであれば、宿泊ではなく日帰りのリトリートを選べば、お手軽な料金で参加ができます。
「一人でも行ける?安全性は?」

リトリートは友達と一緒に参加する方もいますが、多くの人は1人で参加している多い印象です。「1人だと浮いてしまうのでは」や「危なくないのかな」と不安に感じる方もいますが、最近のリトリート施設やプログラムは、むしろ1人で来られることを前提につくられているところも多いです。特に雪国リトリートでは、ガイドがいるので、安全の中でリトリートを行うことができます。さらに、少人数制であることが多く、初めて会う参加者同士でも安心して過ごせる雰囲気がつくられています。1人だからこそ、自分のペースで過ごすことができ、よりリトリートの効果が得られると思いますので、迷われている方はぜひ気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
「忙しくても短時間で意味ある?」
忙しくて日帰りのリトリートしか参加ができないけど、日帰りでも意味あるの…?と疑問に思っている方もいると思います。ですが、リトリートは日帰りや短時間でも大きな意味があると考えています。普段いる場所から離れ、自然豊かな場所に数時間いるだけでも、頭がリセットされたり、元気が湧いてきたりします。自分をリセットする時間として、休日遊びに行くのではなく、リトリートをするという選択をしてみてはいかがでしょうか。
「普通の旅行とどう違う?」
普通の旅行は、行きたい場所や見たい景色、食べたいものなどを中心に旅行の計画を立てる人が多いと思います。そして観光地で写真を撮ったり、美味しいものを食べたりと非日常の体験を楽しむことがメインです。一方でリトリートは、休む時間自体が価値になります。普段とは違う場所で過ごすこと、それにより心身を共に休めることができたり、頭がリセットされて、活力が湧いてきたりします。特に雪国リトリートでは、雪国の暮らしを体験したり、自然の中で身体を動かしたり、雪国ならではの食事をいただくことができるので、リトリートで大切な”異日常”をより感じることができます。普段なかなか来ることのない雪国にリトリートで訪れてみるのも良いですね。

雪国でリトリートを行う贅沢!雪国リトリート
日本の中でも、四季の変化がはっきりと感じられ、冬には一面の雪景色が広がる「雪国」は、まさに異日常の世界で、リトリートにぴったりです。

雪国リトリートとは
雪国リトリートは、日本有数の豪雪地帯として知られる新潟県・長野県・群馬県を含んだ雪国観光圏エリアで、行われているリトリートです。雪国で行う唯一無二のリトリートを存分に味わっていただくために、この地域ならではの雪国文化をテーマにしたリトリートを行なっています。この地域は、8000年前から雪が降る地域で、その長い歴史の中で先人たちが紡いできた雪国の知恵が今でも残っています。例えば、雪が降り、狩りができない冬は、保存食をつくる文化があり、その中で漬物文化ができました。また、冬に降った雪解け水で育った山菜はえぐみがなく、とても美味しいです。そして、この雪解け水によって新潟の美味しいお米は育ちます。雪国リトリートの中では、この雪国で作られてきた雪国の田舎ごっつぉをいただくことができたり、山菜採りや森林セラピーなど、雪国ならではの体験を楽しむことができます。
3つのプログラム
そんな雪国リトリートは、はじまりの時間〜身体を動かす〜ソロタイムの3つの流れで成り立っています。はじまりの時間は、リトリートに入る導入の時間。参加者同士で自己紹介をしたり、ガイドがリトリートの説明をしたりする時間です。身体を動かすでは、雪国ならではの暮らしや文化を体験します。最後ソロタイムは、ひとりっきりになる時間です。これは自分のためだけに使う時間で、寝てもよし、考えてもよし、何をしても良い時間です。はじまりの時間があることによって、よりリトリートに入り込むことができ、身体を動かすことによって、雪国文化の暮らしに入り込み、ソロタイムによって、頭を空っぽにできたり、自分と向き合うことができます。
参加者の声

雪国リトリートに参加した人たちからは、
『地元旅館で地元のお料理をご馳走になり、森や料理を堪能する中で自分が背負っていたものも消化され、満たされたような気がします。いい意味で最初に考えていたことがどうでもよくなる空間でした。心なしか体の不調もよくなったような感覚にもなりました。また機会があれば参加してみたいと思います。』
『普段の人との向き合い方や付き合い方を丁寧にしたいと思いました。また、自分に対しても、余白をきちんとつくって自分との対話を大切にしたいと思いました。』
というような感想をいただいております。
劇的な変化が起こるわけではなくても、夏は緑豊かな自然に、冬は雪に囲まれながら過ごすことによって、気持ちがリラックスできたり、おざなりになっていた自分の中の大切なものに気づくことができるのが雪国リトリートの大きな特徴です。温かい雰囲気の中で、綺麗な景色を見て、美味しいご飯を食べ、自分と向き合う時間をつくることによって、自分のご褒美の機会にしてもらえたらと思います。

まとめ
リトリートは、日常から離れ、休みの時間をとることによって、自分の心と身体をリフレッシュする旅のスタイルです。都心に住んでおり、その情報の多さに疲れている方、家族のこと優先で自分の時間をなかなか取れていない方など、少し疲れている、自然の中でゆっくりと過ごしたいという方にぜひ、参加してほしいと思っています。特に、雪国リトリートは、その景色と雪国ならではの体験によってより異日常を感じられ、リトリートの効果もばっちりなので、おすすめです。ぜひ下のページから自分にあうリトリートを見つけてみてください。みなさんが雪国リトリートに参加し、少しでもご自身の豊かな人生の一助になればと思っています。